3月24日に卒業式がありました。とても、厳粛な式で感無量の思いでした(たぶん)。尊い学長のつまらない話も聴けて、本当に感無量でした。
その後、卒業証書を頂きました。これが、一番うれしかったです。99.9%卒業できると思っていましたが、僕は心配性なので、恩師が意地悪するかもとか、なんかひとつ単位足りてねえとかいう事態があるかもしれないと思っていました。なので、99.9%が100%に変わって本当にうれしかったです。感無量です。
大学には6年も居たので、卒業はちょっと寂しいです。特に、研究室での3年間は僕にとって、とても貴重な時間でした。
気の会う人達ばかりで(少なくとも僕はそう思いました。)、とても居心地が良かったです。今までの人生で、「居場所が無かったぁー。見つからなかったぁー」っていう事態に陥った時が合ったのでそういう事を考えると幸せな時間だったと思います。
研究室のみんなで集まって、いろんな事をしましたよね。僕にはそういう経験があまりなかったので、とてもうれしかったです。これからもたまには集まりたいですね。
もちろん、良い思い出ばかりだけでは有りませんけどね。週間報告とか、嫌でしたし、特に結果が何も無いときとか。挨拶のしない常識のない先生や、時間にルーズで自分勝手な先生達と接するのも、何かと気苦労でした。プレゼンとか、鬼のような膨大な数の論文を読まないといけない抄録も嫌でしたね。まあ、勉強になったから、やらなかったより、やった方がよかったとは思いますけどね。
だから、寂しさともに、こういう大変な事をもうやらなくて良いんだという解放感があります。
「この支配からの卒業、闘いからの卒業」って感じですね。
しかし、仕事に入ったら、また、大変なんでしょうね。
「これからは何が俺を縛り付けるだろう」って奴かもしれないですね。
でも、研究室では、相当ハードな生活をしてたと思いますが、やっぱり、就職したらもっとハードなんですかね。よく、責任の重さが違うとかって言いますけど、責任を持って実験してたつもりなんですけどね。甘いのかな?まあ、働き出したらわかることですね。とりあえず、最善を尽くしたいと思います。
もう、二度とこんな学生生活は送ることはできませんね。卒業しても、たまにはみんなと会えると思うけど、やっぱり、今までみたいに毎日会うって事は無いですからね。
だから、その時、その時を大事にしないといけないんですね。
この大学6年間、何気無く過ごしてた事が多かったですが、とても充実したものだったと思います。悔いはありません。本当に皆さんには感謝しています。ありがとうございました。