会社や学校には、できる人とできない人がいます。当然、できる人は評価されますが、できない人は評価されません。最近は、むしろ、お前なんか要らない的な社会風潮になってる気がします。
しかし、できない人も評価されるべきというか、もっと感謝されるべきだし、必要だと僕は思います。
言い方はとても悪いですが、できない人は、他の人に対して、精神安定剤のような役割をしていると思います。
自分の属している団体の中で、自分が下の方に居る時でも、その中に自分よりももっと下の人が居れば、安心してしまうはずです。自分が一番下にならなくてよかっただとか、上司の
罵声の矛先にならなくて済むだとか、あの人に比べたら自分はマシかなだとか、いろいろ考えられますね。
開き直ってる方もいらっしゃると思いますけど、やはり、一番下に居るのは辛いと思います。マラソンでも、1位の人より、最下位の人の方が走っている時間は長いですから。
できる人というのも、結局は周りに比べて、できるというだけです。例えば、自分の能力が今と全く同じであっても、他の人が全員、実力が上がってしまえば、できない人になってしまいます。結局、人の実力なんてものは相対的なものだと思いますから。
できる人は、周りのみんなが、自分より、できない人で居てくれたから、できる人になれただけだと思います。だから、できない人達に感謝するべきだと思います。
また、できる人は、やはり、周りから嫉妬されやすいですから、いろいろ気をつけるべきだと思います。
もちろん、できる人というのは、本人の努力というのも大きいと思いますけどね。
今回の日記はいろいろと語弊があるかもしれませんが、100パーセント、そう思っているわけではありませんので。