こんにちは、今井竜哉です。
今回から、ピアノ弾き語りの習得方法について、ブログで発信していきたいと思います。
YouTubeでも同様に解説してます。クリックしてみて下さい。
タイトルにあるように、ピアノの弾き語りは、3分の練習で習得できる方法があります。
結論から言うと、コードを覚えて弾くという事です。
(文章が長く、読むのがメンドウな人は、********で挟んだところは読み飛ばして下さい。)
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まずそう言うと、「コードっていうと、ギターなんじゃないの?」って思う人が多いと思います。
ですが、ピアノでもコードは弾けます。というか、寧ろ、ピアノの方が簡単にコードを弾けますし、オススメです。そのお勧め理由は、下の5つです。
理由1:とりあえず鍵盤を押せば、簡単に、綺麗な音が出るから
理由2:どの音を出しているか、鍵盤のビジュアルで理解できるから
理由3:コードを覚えれば、五線譜を読めなくても大丈夫だから
理由4:楽器meというサイトに、莫大な量の曲のコードが載っているから
理由5:左手でコード、右手でメロディを弾くという、ピアノソロもできるから
理由1ですが、ギターはちゃんと弦を押さえないと、綺麗な音が出ないですよね。典型的なのは、Fを人差し指で全部の弦を押さえられないとか。でも、ピアノだったら、簡単に綺麗な音が出せます。というか、逆に、ピアノで汚い音を出す事ができないと思います。
理由2ですが、ひとつひとつの音に対して、それぞれの鍵盤に対応しているので、どの音を出しているのか簡単に理解できます。そのため、コード理論を理解しやすいです。但し、最低限、弾き語りをできるようにするには、どの鍵盤が、「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」かはわかるようにして下さい。下の図参照。(まずは白鍵を覚えて下さい、黒鍵はその後で良いです)
それに対し、ギターは6弦あって、どの弦がどの音を出しているのかを理解して、コード弾きをしている初心者は少ないと思います。(ちなみに、ギターの開放弦での音は低い方の弦から、ミ、ラ、レ、ソ、シ、ミで、1フレット毎に半音ずつ高くなっていきます。)
理由3ですが、五線譜って読むのって難しいですよね。私も非常に苦手です。ですが、コードを覚えると五線譜が無くても、弾けるようになります。
理由4ですが、楽器meというサイトに、邦楽、洋楽のいろんな歌手、アーティストのいろんな曲のコードが載っています。これで、大抵の曲のコード進行が調べられます。恐らく、あなたの好きな曲も載っているはずです。
楽器meのURL https://gakufu.gakki.me
理由5ですが、左手でコードを弾き、右手でメロディを弾けば、簡単にピアノソロもできます。超簡単なアレンジでも、それなりに聴こえます。バナナマンの日村さんのGet wildくらいは、センスがある人なら15分くらいで弾けるようになると思います。こちらは弾き語りの後に、説明できたらと思います。それに対し、ギターだと、メロディを弾きながら、伴奏も同時に弾くというのは、かなり難しいと思います。
そのため、私はピアノの弾き語りをお勧めします。また、ギターが弾ける方も、鍵盤も覚えておくと、コード理論が理解しやすいと思うので、お勧めです。
とは言え、「コードってたくさんあるし、複雑そうだし、難しいんじゃないの?」って思う(というか、そんな事も考えた事ない)人がほとんどだと思います。
ですが、コードは単純で、簡単です。確かに、コードの数は多いですが、全部覚える必要はなないですし、基本的な覚えなきゃいけない事は少ないです。世の中には、2、3種類のコードだけで成り立っている名曲が山程あります。ですので、まずは簡単なコードの曲から、弾き語りできるように、練習すると良いと思います。コード理論については、別記事で、今後説明していきたいと思っています。
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(ここから、本題になります。)
ピアノの弾き語りが、3分の練習で習得できると言いましたが、その方法を伝えます。
それはまず、F,G,Amのコード進行の曲を練習すると言う事です。
Fはファラド、Gはソシレ、Amはラドミです。
(なんでAmだけ小さいmがついているの?と思ったかもしれません。マイナーコードという意味ですが、今回は特に気にしないでください。)
ここからは、何か鍵盤のあるもの、おもちゃの幼児用ピアノでも何でも良いので、用意してから、読み進めてください。
まず、Fですが、右手の親指でファ、人差し指でラ、薬指でドを同時に押してください。それがFのコードです。白鍵を一つ飛ばしずつの形になります。
(難しい人は、右手の親指でファ、人差し指のラ2つだけでも大丈夫です。)
次に、Gですが、右手の親指でソ、人差し指でシ、薬指でレを同時に押してください。それがGのコードです。GはFから3本の指それぞれが、1つずつ右にズレた形になります。
(難しい人は、右手の親指でソ、人差し指のシ2つだけでも大丈夫です。)
最後に、Amですが、右手の親指でラ、人差し指でド、薬指でミを同時に押してください。それがAmのコードです。AmはGから3本の指それぞれが、1つずつ右ズレた形になります。
(難しい人は、右手の親指でラ、人差し指のラ2つだけでも大丈夫です。)
この「FGAm」のコード進行を覚えれば、いろんな曲が弾き語りできます。
その中で、今回、私が選んだのは、小室哲哉先生作曲のglobeのミリオンセラー、FACE(1997年1月15日発売)という曲のサビです。(この曲を知らない若い世代の人はごめんなさい youtubeでgloce faceと検索してくれれば出てくると思うので、良ければ聞いてみて下さい)
鏡に映った あなたと2人
情けないよで たくましくもある
顔と顔寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ
玄関のドアを 1人であけよう
このサビは、短い2小節のフレーズが、4回繰り返された構造になっています。
この曲は4拍子なので、1小節につき、4拍あります。
1小節目の2拍を、F(ファラド)、残りの2拍をG(ソシレ)、
2小節目の4拍を、Am(ラドミ)
これを4回繰り返せば、サビの伴奏が完了です。イメージを文字書くと、
タンタンターンと言う感じですかね。
最初のタンがF(ファラド), 次のタンがG(ソシレ),最後のターンがAm(ラドミ)です。
これを、歌いながら、弾けば、弾き語りになります。コードを押さえるとタイミングを歌詞にあわせて、下に載せておきました。参考にして下さい。
か(Fファラド)がみにうつった (Gソシレ) あなたとふ(Amラドミ)たり
な(F)さけないよで (G) たくましく(Am)もある
か(F)おとかおよせあ(G)い なぐさめあ(Am)ったらそれぞれ
げ(F)んかんのドアを ひ(G)とりであけよう(Am)
赤で示したところが、言葉の発音とコードを押さえるタイミングが同じところです。青で示したところは、コードを押さえるタイミングと、言葉を発するタイミングが一緒じゃないところです。
で、ここまでは右手だけでしたが、左手もつけてみましょう。左手をつけると、いい感じに低音が入るので、かなりそれっぽくなると思います。
左手は簡単で、
Fは、1オクターブ下のファ1音を弾くだけです。
Gは、1オクターブ下のソ1音を弾くだけです。
Amは、1オクターブ下のラ1音を弾くだけです。
左手の指は、何指で押さえてもいいですが、私は親指で弾く事が多いです。
まとめると
F:右手ファラド、 左手1オクターブ下のファを同時押し
G:右手ソシレ、 左手1オクターブ下のソを同時押し
Am:右手ラドミ、 左手1オクターブ下のラを同時押し
です。
では、globeのkeikoになったつもりで(若しくは小室さん)、FACEのサビを弾き語りしてみて下さい。また、原曲に合わせて一緒に弾いてみるのもオススメです。
「FACE」のコード https://gakufu.gakki.me/m/data/TM1392.html
こんな事をブログに書いても、皆さんが、見てくれるかどうかも、わからないですが、「少しくらいはきっと役にはたってる」と信じて、「自分生きがいを消さず」に更新していきたいと思います♪
何か、ここがわかりづらいとか、もっとここを詳しく教えて欲しいとか、あの曲を教えて欲しいなど、リクエストがありましたら、コメントに書いて下さい。また、お問い合わせからフォームに個人的に連絡頂いても構いません。可能な限り返信したいと思っています。